マグショット

若きジョニー・デップの逮捕写真。

逮捕された時に撮影される逮捕写真を「マグショット」と言いますが、そんな「マグショット」を集めて一般公開しているサイトが米国で流行っています。

マグショットサイトでは、マグショットを公開した上で削除する場合、1写真につき30〜400ドルの費用が発生する仕組みとなっています。

こういったマグショットサイトの大手となる Mugshots.comのサイト管理者(匿名)によれば、マグショットサイトの目的は、

⑴過去に逮捕歴がある人物等の情報を公開する事により地域市民のための安全な環境作りに貢献する事

⑵地元の警察の活動に貢献する事

⑶公的権力へのチェック機能となる事(例えば、ギリシャで銀行強盗容疑で使った男2名のマグショットを公開したところ、マスコミが公開していた写真との違いが一目瞭然で、明らかに暴力を振るわれた痕跡が見られたため警察の尋問等に関する新たな調査が開始されている)

と述べています。


しかし、同時にこういったサイトがある事で就職や転職の面接や新しい環境で不利を被る人も出てきており社会問題化しています。

マグショットは、「逮捕歴」であっても「有罪」か「無罪」かという「判決」を反映しているものではないので、マグショットが撮られていても最終的に「無罪」だった人やそもそも訴えが取り消しになる事例もたくさんあるわけです。

しかし、グーグル検索でマグショットが名前と共に出てきてしまうとどうしても評判に傷がついてしまうという事が問題視されています。

2013年10月5日でニュータイムズがマグショットサイトの問題について取り上げていますが、グーグルに事前相談をしたところグーグルは、この問題を検討した上でアルゴリズム上、マグショットサイトが上位表示されないよう迅速に対応してくれたとの事です。

といってもマグショットサイトそのものは、存在しており、インデックスされ続けているので、辿り着きづらくはなったものの情報そのものは、ネットで見つかる状態だと言えます。

ネットによって我々の生活は、大変便利になっていますが、かつてない程、あらゆる情報がオープンになりつつある中、うっかりしたミスもネット上に残る可能性が高く、小さなミスが後々大きな問題となり得る可能性の高い時代になったと言えます。


■関連記事

あなたの親や恋人やあなた自身よりもあなたの事を知っているのは、Google?

グーグル(GOOG)の昨年の収入は、330.3億ドル(約3兆3,300億円)。97%が広告収入。