Employment Report出典:Calculatedriskblog.com

2014年3月の民間セクターの雇用は、192,000人となり、本格的な回復の兆しが見えてきました。

既に、金融危機以後の「嵐」は、過ぎ去ったと言えますが、戦後の米国の不景気と比べてみても今回の不景気は、いままでよりも大きく、長いものだったことが、わかります。

米国のブログ、カルキュレーテッド・リスクが提供する上記グラフは、戦後の不景気をそれぞれ分類して雇用喪失件数をパーセンテージにして表したもので、赤線が、今回の不景気です。

もうすぐ雇用件数は、不景気が始まる前の水準に回復するはずですが、それには、戦後の不景気と比べ約2倍以上の時間がかかっており、いままでよく見られた「V字型」の回復では、なくなってきています。

今回の不景気は、「100年に1回の危機」だと当初から言われていましたが、このデータを見る限り、巨大な公的資金の投入を行ったものの「過去50年で最大の不景気」ととなっているので、何の対策もなかった場合、本当に「100年に1回の危機」になっていたのかもしれません。

以前の水準に雇用件数が、回復するのが、最初の節目となりますが、人口が増え続けている米国では、その間、労働者人口も増えているため、米国経済の本格的な回復は、もう少し先かもしれません。

スポンサーリンク