ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け

大手投資信託会社で1,800万ドル(約18億円)のマゼラン・ファンドを平均年率13%で運用し、140億ドル(約1兆4,000億円)に育てあげた事で世界的に有名なピーター・リンチ(Peter Lynch)が、2013年12月5日にブルームバーグのインタビューに応じています。

ピーター・リンチは、あまり表舞台に出てこない事で有名なので、レアなインタビューとなります。


リンチは、46歳で金融業界の第一線からリタイアしてから個人資産の多くを寄付に充ててきたとの事です。

現在の肩書きは、「フィランソロピスト(慈善家)」となっており、奥さんが財団の理事を務め、彼が資金の管理を行っているとの事です。

インタビューの中で、自身の現役時代の勝率について語っていますが、10回中6回勝てれば良いと話しています。

ピーター・リンチの株の教科書―儲けるために学ぶべきこと

ただ、勝つ時は、銘柄が2倍・3倍になっていたのに対して負けの場合は、損失額も少なかったので、結果的に運用資産を増やしていけたとの事です。

また、購入額が10倍になるような「テンバガー銘柄(Ten bagger stocks)」は、「人生に何度かあれば十分」と語っています。

そして、その具体例としてウォルマートを上場してから10年目の時点で株価は、10倍となっていましたが、10年目に購入していたとしてもその後、なんと50倍にもなっており、成長企業への投資が重要だという事を物語っています。

ピーター・リンチのように伝説的な投資家であっても100発100中といった事はなく、入念に研究した企業へ投資をしても10回中4割は、期待値以下の結果になっていたという事になります。

投資に「絶対」はないと言いますが、その通りだという事が改めてわかります。

また、上手くいかなかった時でもしっかり損切りを最小限に抑える事ができれば、負けは、最小限に留められ、勝ち幅は取っていけるので、損切りが大切だという事もよく伝わってきますね。


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