Priceline.com

出典:Wikimedia-Commons

ホテルや航空券の予約をオンラインで出来るインターネット予約サイトの大手、プライスライン・ドットコム(Priceline.com)が、2014年2月20日に2013年度の通期決算情報を発表しました。

■2013年度売上高67.93億ドル(約6,793億円)(2012年度売上高52.61億ドル)

■2013年度純利益18.93億ドル(約1,893億円)(2012年度売上高14.24億ドル)

■2013年度EPS1株37.17ドル(2012年度1株28.48ドル)

このように2013年度も力強い結果となりました。


同社の1株当たりの純利益(EPS)は、2010年度には、1株11ドルでしたが、2011年度に21.27ドルになり、2012年度には、28.48ドル、そして、2013年度は、37.17ドルと過去4年間で3倍以上となっています。

このように業績も好調なので、株価も右肩上がりで伸びており、現在、時価686億ドル(約6兆8,60億円)で取引されています。

Priceline.com

プライスライン・ドットコムの株価推移

出典:Yahoo Fianance

同社は、既にインターネット上の予約サイトでは、最大手となっており、アゴダ・ドットコムカヤック・ドットコム等の知名度の高いブランドを保有しているため、今後も世界中のオンライン予約市場の拡大と共に業績をさらに伸ばしていけそうです。

日本で一番大きなインターネット・メディアは、ヤフーで総合ポータルサイトとなっていますが、プライスライン・ドットコムは、旅行というカテゴリーに特化したメディアとしてヤフーの約2倍の規模になっているのが興味深い点です。

ヤフー(ジャパン)社の売上高は、3,430億円(2013年4月期)、純利益1,150億円(2013年4月期)、時価総額約3.6兆円となっています。

プライスライン・ドットコムの成功の秘訣の1つには、早い段階からアメリカ国外での成長を意識してきたことかもしれません。

同社の売上高の約84.9%は、アメリカ国外から発生しており、アメリカ国内の売上高が、昨年対比26.5%の伸びであるのに対して海外の売上高は、昨年対比41.2%となっており、海外比率がどんどん高まっています。

海外展開に積極的に目を向けていけば、カテゴリー・リーダーとしてかなり大きなインターネット・メディア事業を構築できるというロール・モデルだと言えます。


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