Top Wealth Shares

出典:cnbc.com

2008年の金融危機以後、話題となっているのが、「1% vs. 99%」というスローガンに象徴される上位1%の層とそれ以外の99%の層の間の貧富の差です。

しかし、CNBCによれば、実は、ハイ・ネットワース・インディビジュアル(High Net Worth Individual)(富裕層、HNWI)とも呼ばれる上位1%の間でも深刻な格差が起きつつあることをカリフォルニア大学バークレー校のエマニュエル・サエズ経済学教授とロンドン・スクール・オブ・エコノミックスのガブリエル・ザックマン助教授が、発表したとのことです。

サエズ教授とザックマン助教授によれば、上位0.5%〜1%に属する平均資産700万ドル(約7億円)の世帯が占める富の割合は、過去20年間変わっていないとのことです。

また、上位0.1〜0.5%に関しても富の割合は、大きく変わっていないとのことです。

一方で資産1億ドル(約100億円)の上位0.01%の層の富の割合は、1995年に5%だったのが、12%まで増加している、とのことです。

また、さらに遡って過去半世紀というスパンで見てみると上位0.01%が占める富の割合は、4倍に増えているとのことです。

この結果を見る限り、上位0.01%の層は、上位1%の層をはるかに上回る勢いで資産を増加させていることが、わかります。

なぜ、このような事が可能なのかといえば、上位0.01%の層は、法人の代表者や銀行家や起業家で、株式市場におけるインサイダーであることが多いのに対して上位1%の層は、高給取りとはいえ、給与所得者だからとのことです。

もはや、レベルが高すぎて、一般の人には見えない世界ですが、例えとしては、フェイスブックの創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏が、上位0.01%であるのに対してその税理士は、上位1%であるといったイメージです。

また、同じようなトレンドは、収入面においても見られ、1980年以降、上位0.1%と0.01%の間の収入の格差は、3倍になっているとのことです。

「お金持ち」とひとくくりに見ると大差ないように思えてきますが、「お金持ち」の中にも階層があり、順調な層とそうでもない層があるということは、勉強になります。

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