出典:Newsweek.com 

ニュースウィークが、ビットコインの開発者として知られるサトシ・ナカモトの存在を突き止めたというスクープを「Bitcoin’s Face」(「ビットコインの顔」)という題で報道しています。

今までは、東京在住の神童が、「Satoshi Nakamoto」というペンネームを使って開発したのではないかという報道がありましたが、今回の報道でニュースウィークのリア・グッドマンが、辿り着いたのは、64歳の日系アメリカ人でした。

ナカモト氏は、23歳の時に「ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト」という名前に名義変更をしており、今では、公式な署名も「ドリアン・S・ナカモト」となっており、「ドリアン」として知られているとのことです。

当人が、証言しない限り、「確証」は、得られていないと言えますが、報道内容が事実であれば、この人である可能性が高そうです。

以下、報道されているビットコイン開発者として知られる「Satoshi Nakamoto」と今回、ニュースウィーク社が、見出した「ドリアン・ナカモト」の共通点のまとめです。

■ビットコインに「関わっていた」という事実を記者・警察の前で発言

●取材に行き、ドアをノックしたところすぐに警察を呼び出した

●ビットコインについて尋ねたいと当人と警察を前に尋ねたところ「もうそれには、関わっていない。また、話すことも出来ない。他の人たちが引き継いでいて、彼らが、主導している。私には、既に接点のないことだ。」と述べた。

●取材前にナカモト氏の趣味である鉄道模型についてメールで連絡を取ったところ返信をしてくれ、何度かやり取りがあったものの、ビットコインに関して尋ね始めたところ突然、返信が、来なくなった。


■高度な数学を理解できる

●ナカモト家は、理数系に秀でており、ナカモト自身は、長男としてカリフォルニア州立大学ポリテック大学を物理学の学位で卒業。

■性格は、決して寛容ではない

●一年間ビットコインの開発を「Satoshi Nakamoto」と共に行ってきたゲビン・アンドリーセン氏によれば、「Satoshi Nakamoto」は、「うっかりミスをしてしまった場合、バカにして二度と話してくれないような人だった」と表現。

●ナカモトの兄弟であるアーザー・ナカモトによれば、長男であるナカモト氏は、「彼は、凄い人」「何でも出来る」「ただ、イヤな奴でもある(My brother is an asshole)」。

■「匿名性」「プライバシー」を重視

●ゲビン・アンドリーセン氏によれば、「Satoshi Nakamoto」は、自分自身の出身や経歴や過去のプロジェクトや自分の名前がニックネームなのか本名なのか、については、無視を貫き、ひたすらコードについてしか語ってくれなかった。

●弟であるアーサー・ナカモトによれば、「彼は(兄は)、極秘プロジェクトに関わっていた。しばらく間、兄の人生は、全く不透明だった。」

●ナカモト氏の家族によれば、ナカモト氏は、「非常に聡明、気分の上下が激しく、プライバシーを必要以上に重視する人物」。

■「Satoshi Nakamoto」の年齢は、若くない(おそらく)。ドリアン・ナカモトも64歳。

●「Satoshi Nakamoto」が、2008年に行ったオンライン上の提案で「ディスクスペース」という単語を使ったこと(ディスクスペースは、2000年以降、問題となっておらず、「死語」だと言える)や1957年まで遡る古いリサーチの表記から推測すると年齢は、若くなくない可能性が高い。

■「Satoshi Nakamoto」がビットコイン開発にかけた時間は、「最低2年以上だろう」。ドリアン・ナカモトも「何年もかけた」とのこと。

●ドリアン・ナカモトは、2001年以降定職についておらず、その間にビットコインの開発を単独で進めていた可能性がある。

●ゲビン・アンドリーセンによれば、「Satoshiは、公開する前から何年もビットコインに時間を割いてきた」と語っていたと言う。

■「Satoshi Nakamoto」が使っている英語は、特徴的。家族によれば、ドリアン・ナカモトの英語も特徴的。

●「Satoshi Nakamoto」は、イギリス系英語とアメリカ系英語を混ぜて利用したり、送る相手によって短縮した言葉を送ることもあれば、よりフォーマルな言葉を使うこともある。

●「完璧な英語を話すというわけではなく、言葉を拾って、スペルを混ぜたりすることがある。」とドリアン・ナカモト氏の妻(別居中)は、語っている。

■「Satoshi Nakamoto」がオンライン上から姿を消した2011年からドリアン・サカモトも健康上の問題を抱えていた。

●ドリアン・ナカモト氏は、数ヶ月前に脳梗塞を煩い、その前は、前立腺ガンを煩っていたという。