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写真の素材を月249ドルで1日25枚までダウンロードできるストックフォトサービスを提供しているシャッターストック(Shutterstock.com)が、第三四半期決算を発表しました。

●第三四半期の売上は、昨対比41%上昇で5,960万ドルに

●調整済EBITDAも24%上昇で1,280万ドルに

●画像ダウンロード数も35%上昇で2,540万点に

●一ダウンロード毎売上は、4%上昇で2.35ドルに

と好調な内容で事業は、順調に推移していると言えます。


ただし、純利益は、昨年の純利益870万ドルから29%減の620万ドルとなっています。

理由としては、昨年は、デラウェア州の法人であったため連邦及び州税の対象外だったところ、今年から連邦及び州税が発生する事になった事を挙げています。

Shutterstockが他のアメリカのIT系のインターネットメディア企業と違う点は、創業者であるジョナサン・オリンジャー氏が、株式の50%以上を保有しているという点です。

米国のIT企業の多くは、株式上場前に外部資本を入れて成長するためオーナーの持分が希薄化される傾向があります。

理由としては、創業者の持分の方が少ない方が会社は、特定の人物のコントロールを離れ、プロの手で管理された方がリスクが軽減でき、望ましいと考える投資家が多いと考えられます。

 

しかし、創業者が過半数以上の株式を保有する事で必要な軌道修正を適切に行う事ができ、結果的に会社が成長していくという事は、多々在り、日本のIT企業では、創業者オーナー系企業が圧倒的に活躍していると言えます。

楽天やクックパッドやグリーやリブセンス等、急成長している企業は、ほぼ創業者が過半数の株式を保有している会社です。


ただ、アメリカのIT企業の場合、創業者持分は、5%とか10%という事も多々あるので、Shutterstock.comの事例が際立つというわけです。

Shutterstock.comのPEは、40倍を超えており、やや高めではありますが、業績そのものは、順調に推移しており、今後も安定成長していく可能性が高く、創業者が大株主という安心感もあるので、今後もウォッチしていきたい銘柄ですね。

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