2013年12月3日にテスラ車モデルS(88,000ポンド、約1,468万円)がビットコイン(Bitcoin)で決済された初の自動車となりました。
Dailydot.comによれば、それから約1週間後の2013年12月11日に2014年のランボルギーニ・ガヤルド(2014 Lamborghini Gallardo)が、第二自動車としてビットコインでの決済を終えたとの事です。
今回の売主は、テスラ車の売主と同じくアメリカのニューポートビーチのランボルギーニの代理店となります。
買い手は、4ちゃん(4chan.org)というアメリカの人気掲示板サイト(日本の2ちゃんねるのような)に購入時の資料をアップしており、Dailydot.comの方でも販売元の代理店に詳細内容を確認済との事です。
買い手は、216.8433ビットコイン(209,995ドル)を支払っています。
「私たちも驚いています。我々も想定していなかった初の決済の件が、形でネット上で伝播していき、ビットコインで決済をしたいというお客様から連絡をもらうようになりました。」とニューポートビーチの代理店は、語ったそうです。
前回のテスラ車の決済からわずか1週間で既に20件以上の電話連絡がビットコインでの決済希望者から入っているとの事。
通常の月の場合、この代理店では、新車5台、中古車15台を売っているとの事ですが、ビットコインPR効果で売れ行きも上振れすることになるかもしれません。
ビットコインの利用者は、120万人ほどになっており、中には、1万ビットコイン(約1,000万ドル、10億円以上)を保有する人も47人いたりするものの、実際にビットコインを利用できる場所というのは、まだ限られています。
ビットコインを保有していても、ごく一部のネットショップでしかまだ使えない状態なので、ビットコイン長者の消費欲を満たすのは、難しいと考えられます。
そんな中、単価が、1,000万円以上する高級車がビットコイン決済を受け付けるという事になったので、問い合わせが急増しているというわけです。
ビットコインと高級消耗品は、かなり相性が良いのかもしれません。
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