For Richer and Poorer

お金持ちは、お金持ちになった後もさらにお金持ちになっている一方で、普通の世帯は、時間の経過と共に貧しくなっているという現実が、アメリカには、あります。

収入の高い世帯ほど、収入の増加するスピードが早いのに対して、収入の低い世帯の収入は、減っているというわけです。


ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、2002年と2012年の10年間のアメリカの世帯収入を比較したところ、上位10%の世帯では、世帯収入の増加が見られた一方で下位90%では、世帯収入が約-10.7%下がっているとの事です。

10年間の間もともと上位10%の年収を得ていた世帯は、さらに富み、それ以外の世帯年収は、減っているという厳しい現実があります。

また、注目すべき点として上位10%の中でも上に行けばいくほど世帯年収が、過去10年間で増加している、という点です。

例えば、上位1%〜上位5%の世帯収入は、6.1%増加していますが、上位0.01%の世帯では、76.2%も増加していて、そもそも収入の多い世帯の中でも格差が出てきている事がわかります。

広い視点で見ていくと9割の世帯収入が、10年間で減っているという事からもアメリカは、大半の人にとって「世帯収入を挙げづらい社会」「勝ちづらい社会」となってきている様子が伺えます。

良くも悪くも過去10年間のパターンは、今後も続く可能性が高いので、こういった現実を前提に人生設計をしていく必要がありまそうですね。

日本は、アメリカと比べるとまだまだ平等な社会だと言えますが、それでも着実と格差は、進展し、「アメリカ化」が進んでいるので、この構図は、日本の将来の姿となるかもしれません。