サード・ポイント

投資会社サード・ポイントの10月の月間パフォーマンスは、+1.2%となりました。通期では、19.4%の運用益となります。

サード・ポイント 10月運用益+1.2%  通期運用益19.4%

S&P        10月運用益4.6%    通期運用益25.3%

しかし、同時期のS&Pのパフォーマンスは、さらに上を行っており、2013年に関しては、S&Pの方が良い結果で終わる可能性が高まっています。


ただし、1996年12月の発足時からいままでの実績を見てみるとサード・ポイントの実績は、S&Pを大幅に上回っており、ウォーレン・バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイの1965年〜2012年の間の平均リターンが19.7%(複利で運用)という驚異的な実績にも近づいてきている事がわかります。

サード・ポイント  17.8%

S&P          7.0%

サード・ポイントの投資先企業の約8割は、時価総額100億ドル(約1兆円)以上の大企業となっています。

いままでは、ヤフーへの投資やソニー解体の提案等をしてきており、オークションハウスであるサザビーズへの投資及び構造改革も手がけています。

また、直近では、今後のギリシャ経済の回復へ投資する方針を明確にしています。

ギリシャの失業率は、未だに悪化していますが、今後、ギリシャ経済は、反転するだろうと投資家へのレターの中で触れており、積極的に投資をしていく姿勢を見せています。

実際、ギリシャの株式市場(ATHEX)は、2013年10月は、+17.2%となっており、世界中の株式市場や債券や為替の中でも最も好調な実績を残しているので、今後、サード・ポイントが期待している通り本格的な回復期に入る可能性が高まってきています。


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