サザビーズ本部、ニューヨーク

サザビーズ本部、ニューヨーク

モノ言う株主として知られるダニエル・ローブ氏が経営するヘッジファンド、サード・ポイントが、ニューヨーク証券取引所に上場する美術品のオークションビジネスを展開するサザビーズ(BID)の株式の5.7%を1億5,670万ドルで取得したと8月26日(月)に発表しました。

サード・ポイントは、第一四半期に50万株を購入し、第二四半期に200万株を買い増したとのことです。

サザビーズ株価

サザビーズ株価は、サード・ポイントの取得発表時に一時的に上昇。

サザビーズの株価は、26日(月)の発表を受けて一時期的に高騰しましたが、いまは、落ち着いています。


直近では、サード・ポイントの他にもマカート・キャピタル・マネージメント(Marcato Capital Management)トライアン・ファンド・マネージメント(Trian Fund Management)がそれぞれ6.6%3%サザビーズ株を購入しており、アクティビスト系ヘッジファンド3社が同社の大株主となっています。

サード・ポイントの過去の案件で有名なヤフーでは、まず、ヤフー株(YHOO)の5.5%を取得しました(サザビーズ株の5.7%と近い割合ですね)。

その上で代表のトンプソンCEOを経歴詐称で代表の座から追放し、取締役会に席を3つ確保した上で、現代表でいまや新生ヤフーの顔となっているメリッサ・メイヤー女史をグーグルから引き抜き代表に推薦するという流れを創っています。

サード・ポイントは、ヤフー株を2011年に平均13.02ドルで購入し、2013年7月に4,000万株を29.11ドルで売却し、利益確定後に取締役会の席を返上しています。

ヤフー株売買では、約6億4,360万ドルの利益を得ており、売却後も引き続き2,000万株を保有している状態です。

こういったバックグランドを持つ実力派ヘッジファンドなので、サザビーズでも、やはり、今後、「何か」が起きそうです。

サード・ポイントには、熱烈なフォロワーもいて、サード・ポイントが買うと株価が上がり、サード・ポイントが売るとフォロワーも売るといった影響力もあったりします。

現在、サザビーズ株は、一旦、落ち着きましたが、サード・ポイントの介入が本格化し、メディア露出等が高まってくるとフォロワーからも買いが入り、買い上げられていく可能性も高まっていると言えます。

サザビーズ(BID)は、マネックス証券SBI証券の米国株取引で日本からも購入が可能です。

サザビーズ株価

サザビーズの株価は、景気に左右されながら乱高下しながらも成長してきた

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