ハリー・リード上院議員

上院の代表でもあるハリー・リード上院議員

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アメリカ政府のシャットダウンが現実味を帯びてきました。

上院議員の院内総務であるハリー・リードは、米国時間9月29日(日)にアンチ・オバマケアに関する部分を取り除いた法案を米国時間9月30日(月)に下院に戻すと発表しています。

下院からは、「オバマケアの執行を1年間遅らせる」「Affordable Care Actに盛り込まれた医療機器への課税を撤廃する」といった項目が盛り込まれた法案が提示されていましたが、全面的に却下される事になりそうです。

そして、最終日になる9月30日(月)の米国時間夜中24時までに下院で可決されなければ、アメリカ政府シャットダウンとなります。

日本時間で言えば、10月1日(火)の13時がタイムリミットという事になります。

上院は、今回の一連の流れの責任は、下院及び共和党にあるものだとしており、下院に残された選択は、

⑴上院から提出される最新法案を(自らは、不服でも)可決する

⑵共和党による政府シャットダウンを招く

の二者択一だと指摘しています。

逆に下院の方は、下院の方で今回のシャットダウンは、上院が断固とした立場を貫いているためだと主張しています。

このように上院(民主党)は、下院(共和党)に責任を求め、逆に下院(共和党)は、上院(民主党)に責任を求めている状態で、大きな進展は見られていない状態です。

しかし、時間がなくなっているのは、事実で残り1営業日がタイムリミットとなっています。

このような状況なので、少なくとも一時的にアメリカ政府シャットダウンとなる可能性は、高まってきていると言えます。

現時点での見通しでは、シャットダウンが起きたとしても数日の短いシャットダウンとなるだろう、という見通しが優勢となっています。

アメリカは、クリントン政権時にもシャットダウンを経験していますが、その前のジム・カーター大統領の時も57日間のシャットダウンを経験しています。

周期的にシャットダウンを経験しながらもアメリカ経済は、発展し続けてきている歴史があるので、久々では、ありますが、シャットダウンは、史上初の出来事でもないという事です。

政府機能の一時的なシャットダウンにより影響を被るのは、

・コアではないとされた一部政府職員(自宅待機や給与支払遅延の可能性)

・パスポートやビザの申請をしなければならない渡航者

・住宅ローンの申請が必要な住宅購入者

等となります。

ただし、こういった一連の流れを懸念してか過去5日間のダウ株価は、下落基調となっています。

ダウ株価

また、この後には、10月17日までに可決しなければならない米国の「財政の崖」問題があり、ここでもまた下院対上院の争いは、続きそうです。

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