Private Equity プライベート・エクイティー

米国の投資会社(プライベート・エクイティ・ファンド)が、事業を購入する際に求めている条件とは、どういったものなのか、について解説している記事を取り上げたいと思います。

以下、8点は、米国で約32億ドル(約3,200億円)を主に中堅規模の事業会社に投資をしている投資会社リバーサイド・カンパニーが、2009年の年間レポートで公開している投資対象企業の条件です。

http://www.inc.com/articles/2010/08/what-private-equity-wants.html

What Private Equity Wants – And What You Risk

(以下、メモ)

□ニッチなマーケットの業界リーダーである事

□今後の成長余力がある事

□分散された顧客層

□2,000万ドル〜2億5,000万ドルの事業価値

□最低400万ドルのEBITDA

□EBITDAのマージンが、10%以上

□利益計上を3年間以上している事

□経営陣も共に投資をしようという姿勢がある事

(以上、メモ)

これ以外に米国の投資会社が投資先を買収する場合、方法としては、

⑴まず、事業の50%を営業利益の4倍程度で購入する

⑵追加で資金や人を投資し成長を加速させる

⑶その後、投資会社の力もあり強化された事業をより高い倍率でより事業シナジーを発揮しやすい事業会社に売却する

というのが、一般的だという事です。

日本とアメリカでは、事業の流動性というところで大きな違いがありそうですが、投資会社としては、リターンを追求しているので、投資先の事業会社に求める条件では共通事項もたくさんありそうですね。

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