ドングラハム

ワシントンポスト紙の創業家を代表するドン・グラハム氏が、ワシントンポスト誌の社員宛に「私の家族がワシントンポスト紙を売った理由」を公開しました。

要約すると

「収益が少しずつ悪化していた」

「再びワシントンポスト誌を大きく成功させるには(インターネット領域で大成功している)ジェフ氏の力が必要だと判断した」

という事ではないかと思います。

現在、米国に関わらず世界中の新聞社の業績が大小あれ悪化している傾向がある中、自らインターネットに適応しようと挑戦をしてみた後で「遅過ぎる状態」になる前に売ったのは正解だったのかもしれません。

以下、詳細です:

Don Graham: Here’s Why My Family Just Sold The Washington Post, A Paper We’ve Owned For 80 Years

http://in.finance.yahoo.com/news/don-graham-heres-why-family-212200960.html

皆さん、

突然の発表があります。私たちの会社は、我々がワシントンポスト紙をジェフ・ベゾス氏に売ったことを公表しました。念のために買い手は、アマゾンではなく、ジェフベゾス氏個人です。価格は、2億5,000万ドルで今回の売買契約には、週刊発行のThe Gazettes やRobinson Terminal(子会社、倉庫)も含まれます。

ここでは、「なぜ私たちは売るのか?」「なぜジェフなのか?」という事について説明したいと思います。

この部屋にいるグラハム家の者は皆、小さい頃からワシントンポスト誌のオーナー一族である事を誇りに思ってきました。この新聞を創ってきた人たちや社会への影響等を「愛してきた」と言えます。

しかし、我々がオーナーである事の一番の理由は、それがワシントンポスト誌のためになるという背景からでした。直近では、出版事業において我々にも答えがない問いというのが出てくるようになり、キャサリンと私は、ワシントンポスト誌にとって我々の小さな公開企業が一番の「家」なのかを問い続けてきました。我々の収益は、7年間に渡り低下しています。イノベーションが必要だと考えイノベーションを実施し、私の評価では、読者を見ても記事の品質も見ても随分と成功したと思いましたが、それでも収益の減少を上回ることはできませんでした。そこでコストカットに着手しましたが、それには限界があることもわかっていました。我々が保有し続けてもワシントンポスト誌は、継続できると確信していましたが、単に継続する以上の事を成し遂げたかったということです。そう、我々はワシントンポスト誌には、成功して欲しかったかったのです。

ドン

■関連記事

ワシントンポスト誌の母体ワシントンポストカンパニー(WPO)について調べてみた。

米国株購入で一番お得な証券会社はどこか?調べてみた。