エドワードスノーデン元CIA職員

米国NSAが運用する情報監視システムPRISMの存在を香港から明らかにしたエドワードスノーデン氏は、現在、やや動きを取りづらい状況に置かれていると言えます。

というのも米国のパスポートを米国政府によりキャンセルされてしまったため、海外渡航をするためのパスポートがない状態にあるためです。

現在、ロシアの空港のトランジットエリアにて宿泊していると言われているスノーデン氏ですが、政治亡命を承認し、渡航を歓迎されているエクアドルに行くにもパスポートが必要で動けないというわけです。


身動きが取れない状態が続いているわけですが、スノーデン氏が、セカンドパスポートを保有していれば、渡航は制限されていなかったはずです。

セカンドパスポートというのは、二重国籍を認めている母国とは別に二重国籍を認めている別の国のパスポートを保有するという事です。

日本の場合は、二重国籍をそもそも認めていないので、セカンドパスポートを持つことは、公にはできないわけですが、アメリカのように二重国籍を認めている国であれば、できるわけです。

世界中でセカンドパスポートを入手できる国はたくさんありますが、中でもブラジルのパスポートは、彼のような政治亡命者には、良かったかもしれません。

ブラジルパスポート

というのもブラジルは、2億人以上の人口大国かつ経済大国であり、米国に対しても他の南米諸国と同じように断固たる態度を取ることができるからです。

ブラジル国籍は、誰でも2〜4年間ブラジルで生活をすれば取得できるものなので、時間さえかけることができれば誰でも取得することができると言えます。

スノーデン氏もブラジルのセカンドパスポートを持っていれば、ロシアの空港から亡命先に移動する際のペーパーワークで制約を受けることもなかったでしょう。

セカンドパスポートがないと不都合が生まれる状態は一般の人には、なかなか訪れないので、知識として知っていれば十分かもしれません。


しかし、エドワード・スノーデン氏のような機密情報を扱う立場の人は民間人でも政府関係者でも一種の職業保険として検討してもいいかもしれませんね(日本国籍の場合、二重国籍は禁止されているので不可ですが・・・)。